使わなきゃ損!目的別ローンの種類と選び方

目的別ローンの種類と選び方

カードローンも目的ローンもお金を借りるという点では同じですが、何か使い道が決まっているのであれば目的ローンを選んだほうが有利な条件で借りることができます。カードローンは自分の好きな時に、限度額内で借りたり返済したりするできますが、目的ローンは最初に必要な分だけまとめて借り、その後は返済を行うだけとなります。

 

カードローンとは違って追加融資ができない仕組みになっており、完済までの道筋がはっきりしているため金融機関のリスクも低いのが特徴です。そのためカードローンよりも金利が低くなっています。

 

目的ローンにはどのようなものがあり、どのような選び方をすれば得なのでしょうか。選び方で注意しておくべき点はどのようなことでしょうか。

 

住宅ローンは低金利で長期返済も可能!

 

家は一生の中でも大きな買い物の1つです。しかし本当に大きな買い物は住宅ではなく、実は住宅ローンだと言えます。

 

住宅ローンの選び方次第では、最終的に購入した住宅に対して支払う金額が、大きく変わってきてしまいます。

 

住宅ローンの選び方として、まず取扱機関の選択があります。

 

公的機関による公的住宅ローン、民間の銀行やJAからの民間住宅ローン、公的機関と民間が提携しているフラット35があります。実は住宅ローンは1つしか選べないというわけではありません。選び方次第では複数のものを組み合わせて利用することも可能なのです。

 

これらの住宅ローンの選び方で最も大切なのが金利です。金利が高ければそれだけ負担も大きくなります。

 

金利には

  1. 全期間固定型
  2. 変動型
  3. 固定期間選択型

の3種類があります。

 

金利が固定されているものは、低金利のときに契約をすれば有利となりますが、そこからさらに金利が低くなるような場合、高い買い物をしてしまったことになります。

 

変動型は市場金利に合わせて変化します。将来金利が高くなれば負担が大きくなってしまうこともありますが、金利が低くなれば負担が減ります。固定期間選択型は一定期間固定金利としたあと、変動金利に移るため、リスクを分散させた金利の選び方と言えます。

 

また、返済方法からの選び方も大切です。

 

返済方法には

  1. 元金均等方式
  2. 元利均等方式

があります。

 

元金均等方式は一定の元金に利息を加えた金額を返済するという方法です。契約初期ほど負担が大きい返済方法ですが、早めに元金が減っていきますので、早期に完済できます。

 

目的ローンの中でも担保を取らないものやカードローンは、金融機関にとっても貸し倒れリスクが高いため金利が高く設定されています。しかし住宅ローンがカードローンと比較してかなり低金利となっているのは、契約者の土地や家屋が担保になっているという理由があります。つまり支払いができなくなってしまうと、担保となっている土地や家屋が金融機関に差し押さえられてしまうことになります。

 

いくら低金利とは言え支払いはしっかりと行っていかないと大変な事態になりますので、収入と支出のバランスを考えた返済計画を立て、それに沿ってきちんと対応していくことが大切です。

 

また住宅ローンの選び方として、すでに取引のある金融機関という選択肢もあります。預金口座があって普段から使っている銀行では、審査で優遇されることがありますし、条件次第では金利が引き下がることもあります。わずか0.1%程度の金利だとしても、長期間借りる住宅ローンでは最終的な支払う金額に大きな開きがでてくることがあります。契約途中により良い条件のローンが組めるようになったら、乗り換えを検討してみるのもよいでしょう。

 

教育ローンと奨学金で賢く教育資金を準備!

子供の将来のことを考えれば、教育費を出し惜しみしてはなりません。良い教育を受けたかどうかで、将来の収入に大きな影響が出ることがあります。同じ仕事をしていたとしても、高校卒業なのか大学卒業なのかによって給料に差が出てしまうのは、日本の良くない仕組みの1つと言われています。

 

教育費も、目的ローンの1つである教育ローンや奨学金で準備することができます。もちろん通う大学によりますが、文系の大学生の1年間の学費はおよそ100万円強です。理系であればさらに多くの費用がかかりますし、独り暮らしをするのであれば仕送りも必要です。アルバイトばかりしていて学校の勉強ができなくなってしまっては本末転倒です。

 

教育ローンの選び方としては、

  1. 公的なもの
  2. 民間のもの

の2択です。

 

国のローンのほうが低金利ですが、所得上限があったり連帯保証人が必要だったりするなど、いくつかの制限があります。民間の教育ローンは金利がやや高くなりますが、資金の使途への自由度が高くなっています。大学と提携している教育ローンには低金利のものもあります。

 

 

また、奨学金という選択肢もあります。

奨学金には

  1. 貸付型
  2. 返済不要の給付型

があります。

 

奨学金は成績も影響しますので、お金を借りる両親だけでなく、勉強をする本人の努力も必要です。また奨学金は実は進学後に支給されます。そのため、至急までの間に発生する費用は一旦自分で支払う必要があります。

 

 

将来子供を大学に入れるつもりであれば、ある程度前から費用を準備しておく計画性が重要です。もし足りなかった場合は民間の教育ローンの契約をしたり、場合によってはカードローンでの立て替えも検討しましょう。カードローンは金利が高くなりますが、短期間であればそれほど大きな負担になることはありません。また、まとまった金額の借り入れであれば金利もある程度下がることもあります。

 

目的ローンを利用すると随時返済に対して制限がかかるものも多くあります。随時返済が可能なものでも、余分に手数料を取られてしまうので、一時的な立て替えであればカードローンを利用したほうがトータルでコストが少なくなることもあります。

 

国の奨学金は年収の高い人は利用できない点も注意しておきましょう。年収が高い人は民間のものを、年収が低くて民間のローンの契約が難しい人は、国のローンを申し込みましょう。国のローンは経済状況にかかわらず、国民が平等に教育を受けるために作られたものであるため、年収が低い人でも借りやすく設定されています。

 

進学した本人が奨学金の返済を行う場合は、滞納しないように注意しておきましょう。ローンの滞納は信用情報に記録されてしまうため、若くして信用情報に傷がついてしまいます。

 

乗り方に合わせて選ぼう!自動車ローンの損しない選び方!

目的ローンの中でも人気が高いのが、自動車ローンです。マイカーローンという名前で提供されていることもあります。このローンは自動車関係の出費であれば、さまざまな目的に利用できます。本体の購入はもちろん、車検などのメンテナンス、カーナビの設置、免許の取得などの目的でも利用することができます。

 

自動車ローンは購入する販売店でディーラーローンとしてあっせんされる場合もあります。すでに用意されているプランですので、手続きや審査が楽な反面、他のローンと比較すると金利が高いこともあります。それ以外にも自動車ローンは様々な条件がありますので、楽だからと言ってすぐに契約せずに有利な条件のものを探してみるのも良いでしょう。

 

最近人気があるのが、車両価格の一部だけを返済していく「残価設定ローン」です。但し残価設定ローンは購入した車が自分名義にはなりませんので、事故を起こすと却って高くつく可能性があります。ディーラーローンも完済するまでは名義がディーラーのままとなっています。

 

民間の金融機関が提供している自動車ローンは自由度が高く、金利が低くなっています。選択肢が多い分、自分の車の乗り方に合わせてローンの契約ができます。長い間愛車に乗っていたい人にはお勧めのローンと言えるでしょう。

 

ここで最近流行りの「残価設定ローン」について詳しく覚えておきましょう。

残価設定ローンとは、3年から5年後に下取りをしてもらうことを前提としたローンです。これを「残クレ」とも言います。あらかじめ下取り価格を引いてから残った分でローンを組みますので、本来の価格よりも安い金額で買えるという仕組みです。満期を迎えたら必ず下取りをしなくてはいけないわけではなく、残価を現金払いして自分のものにするか、再びローンを組んで乗り続けることもできます。

 

しかし、残価設定ローンにはデメリットもあります。例えば走行距離が制限されるということ。車は走れば走るだけ価値がなくなりますので、オーバーすれば減額された分を支払わなくてはなりません。同様にへこみや傷も減額対象となります。更に大きな事故を起こしてしまえば返却できなくなってしまうこともありますので、必ず保険には加入しておきましょう。

 

残価設定ローンでの車の購入は、定期リースのようなものと言えるかもしれません。しかし半分になった価格だけに金利がかかるわけではなく、本体価格全体に金利がかかってしまいますので、実は車の乗り方次第ではあまり得とは言えない場合もあります。定期的に車を乗り換えたい人には良い目的ローンですが、車を自分のものにしたい人は購入することを考えたほうが良いでしょう。また、残価の設定は車種やメーカーによっても異なります。

 

理想の結婚式を実現!ブライダルローンで結婚資金を準備しよう!

結婚式も人生の中で大きな出費の1つです。結婚は人生の中で大きな目的の1つでもあり、金融機関はこうした結婚式の費用をサポートするためのローンを用意しています。結婚式の平均的な費用は340万円程度と言われていますが、これに新婚旅行まで加えると全国平均は470万円ほどになります。

 

これは地域によっても大きく異なります。沖縄県は約120万円、最も高いのが千葉県の600万円と、大きな差があります。北海道のように会費制披露宴を行う地域でも、挙式費用は低くなっています。

 

このように高額な費用を若いうちから貯めることは困難です。親や祖父母の援助を頼りにする人も少なくありませんが、ある程度は事前に自分たちでお金を確保しておきましょう。費用がないからといって結婚を躊躇っていると、婚期を逃してしまう可能性もあります。

 

金融機関によっては結婚目的に利用できるローンを多目的ローンとしてまとめられているところもあります。しかし多くの金融機関で結婚目的のローンは金利が1ケタ台となっており、カードローンと比較してもかなり低い金利が設定されています。ブライダルローンには見積もりが必要となっているので、結婚式場と打ち合わせをして予め費用を算出しておかなくてはなりません。

 

実際の融資に至るまでに3週間近くかかることもありますので、急いでお金が必要だということにならないように準備をしておきましょう。中にはカードローンで賄ってしまう人もいますが、金利が高い分新生活に負担が重くのしかかることもあります。場合によっては両家で相談することも必要でしょう。

 

結婚を機に実家を出る人も多くいます。実はブライダルローンの中には、そうした新居の引っ越し目的に利用できるものもあります。利用できる目的は金融機関によって事細かに決められていますので、商品概要を確認しておきましょう。

 

結婚は新郎新婦二人で行う最初の式です。親や親戚の援助で開く豪華な挙式も悪くはありませんが、自分たちの力だけで達成させることにも大きな意味があります。また両親はともかく親戚まで入ってきてしまうと、ずっと頭の上がらない思いをすることにもなりかねません。結婚式はできるだけ自分たちの力だけで成し遂げるのが良いでしょう。

 

結婚式は会場や内容によって大きく費用がかわってきますので、式場の人にも協力をしてもらったり、式で使うようなものを手作りで用意するなどの工夫をしてみても良いかもしれません。手作りのものは温かみもありますし、良い結婚式になることでしょう。

 

結婚式を挙げなくても結婚はできますので、籍だけ入れて二人で貯金をし、ある程度余裕と信用力が付いたら、ブライダルローンを契約して式を挙げるのも良いでしょう。

 

損をしない葬儀ローンの組み方

結婚式と同様にお金がかかると言われているのがお葬式です。またお葬式は結婚式のように予定を立てることはできませんので、急にまとまったお金が必要になることもあります。高齢者である程度亡くなる時期に予想がつく場合は対応することも可能ですが、急な事故や病気では突然まとまった資金が必要になってしまいます。

 

葬儀の費用は地域や式の内容にもよりますが、200万円前後かかると言われています。お香典だけでこの金額を集めることは非常に困難ですので、ローンを組むと良いでしょう。

 

金融機関にも「葬儀ローン」としてのローンを置いていないところが多くあります。しかしほとんどの金融機関で目的別ローンとして契約することができます。葬儀の費用は基本的には一括払いとなりますので、急いでお金を集める必要があります。葬儀ローンはこのような事情から、カードローンのように即日融資をしてもらうことも可能です。

 

クレジットカードのJACCSが扱っている葬儀ローンでは、葬儀会社の準備と並行してローンの申し込みができます。すぐにお金を工面できるので式を無事に終わらせることができるでしょう。ただしこのローンは金利が高いというデメリットがあります。葬儀ローンの相場は最大で18%となっていますので、これではカードローンとほとんど変わりがありません。

 

悲しい気持ちに負けてしまい、さまざまな手続きをしなくてはならない焦りや孤独感などから、葬儀会社の言いなりに契約してしまうこともありますが、しっかりと金利や返済方式を考えてからローンを組むようにしましょう。銀行や信用金庫の目的ローンのほうが金利が低いものもあります。そうしたローンでは契約までに少し時間がかかりますが、金利が低い分一番損をしません。

 

信用金庫やろうきんを利用する場合は、会員登録をしたり口座開設を行っておく必要がありますので、急なお葬式に対応する場合は難しいかもしれませんが、すでに病気を抱えており先が長くないと感じた場合は、もしものときに備えてあらかじめ手続きを進めておくのも良いでしょう。

 

また、口座名義人が死んでしまうと、亡くなった人の預金口座は凍結され、株式などの資産の売却も行えなくなってしまいます。故人の遺産は葬儀の費用としてはあてにできません。生命保険に加入していて給付が受け取れるのも、お葬式が終わってからになります。お葬式の費用は必ずあらかじめ用意しておかなくてはなりません。

 

お葬式の費用の支払期限は、葬儀会社によっても異なります。いくつか会社の候補を上げ、融通の利く会社を選んでおくことも大切です。時間に余裕があればローンの選択肢も多くなるからです。個別に交渉することができますので、相談は必ずしておきましょう。

 

まとめ

生きていればさまざまなことでお金が必要になります。カードローンのような自由度の高いローンの契約をすると便利ですが、カードローンは金利が高いものも数多くあります。使う目的が決まっているのであれば、金利が低く設定されている目的別ローンを選択するようにしましょう。

 

目的別ローンでは利用使途が限られていますし、追加で融資が必要になると再度審査をしなくてはなりません。簡単には借りることができない分、返済までの道筋を立てやすいローンでもあります。そのため金融機関のリスクも低く、低い金利で借りることができるのです。住宅ローンのように担保があるローンの場合はさらに金利が低くなりますが、利用方法次第では財産を失ってしまうこともあります。ローンの契約をしたらきちんと返済するようにしましょう。

 

ただし目的ローンは金利が低い分、返済に関しても制約があります。随時返済に制限があったり、随時返済をするたびに手数料がかかったりするものもあります。近い将来まとまった収入が入る予定があり、それまでの一時的な資金として利用するのであれば、カードローンを利用したほうがよいこともあります。カードローンでは手数料をかけることなく、自分の好きなときに返済をすることができます。

 

短期間での利用であれば多少金利が高くても、目的別ローンと大きな差になることはありません。長期間借りるのであれば目的別ローンを利用し、立て替えるだけであればカードローンを選んだほうが有利です。

 

また、お金を借りることができるのは銀行や消費者金融などの民間だけではありません。

 

国や自治体にもさまざまな貸付制度や給付金があります。住宅ローンや教育ローンの他にも、自営業者向けのローンや、母子家庭や所得の低い世帯向けのローンもあります。国や自治体が提供しているローンは営利目的ではないため、条件をクリアすれば所得が低い人でも低金利で借りることができるものが多くあります。

 

ただし利用条件として多重債務状態でないことを挙げているものもあります。ローンを組む前に、国や自治体に利用できる貸付制度がないか確認しておくのも大切です。

 

こうしたローンを利用した場合はその後返済をしていかなくてはなりません。生活の一部から返済をしていくことになりますので、無理な借り入れはしないようにしましょう。毎月の返済額が多すぎれば生活が困窮してしまうことにもなります。

 

お金を借りればそのツケは将来の自分に回ります。借りたときは助かったと思って安心しますが、お金を借りることに慣れすぎないように注意することも大切です。また、信用情報は一度傷がつくと修復するのに時間がかかってしまいます。借りたお金はしっかり約束通り返すようにしましょう。

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