レディースローンと普通のカードローンの違いってあるの?

 

大手消費者金融では、初めてキャッシングを利用する女性向けのレディースローンというサービスを行っています。レディースローンのサービスが誕生した背景ですが、かつては無担保で保証人不要の個人向け小口融資サービスの事を、キャッシングや消費者金融・サラ金と言っていました。

 

これに加えて「ナニワ金融道」「闇金ウシジマくん」のように貸金業者を利用する事について良くないイメージを持たせるような漫画やドラマがあったため、貸金業者を利用することに不安を感じる人がいました。特に多くの女性が消費者金融でお金を借りることに不安を感じていた事でしょう。

 

しかし、女性でもクレジットカードを使いすぎて支払いができなくなってしまう人や、生活費が不足してカードローンを利用する主婦の人が増え始めてもいました。そこで貸金業者の悪いイメージを払拭するために、大手消費者金融各社は女性専用のレディースローンのサービスを始めました

 

レディースローンはすべてが女性

レディースローンの特徴は、申込手続きから申込内容の確認の電話・審査結果の連絡、契約手続きの際の電話オペレーターや窓口で応対するスタッフに至るまで、全て女性が担当するということです。

 

レディースローンのサービスでは、消費者金融を初めて利用する女性でも安心して申込手続きができるように配慮されています。

 

レディースローンの商品内容ですが、金利や利用限度額、返済方法などは普通のカードローンと全く同じです。

 

例えばSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)のレディースローンと普通のカードローンを比較してみると、両者とも金利は年率4.5%〜17.8%、最大限度額500万円、無利息期間30日、審査時間が最短1時間で即日融資にも対応しています。無利息サービスの利用条件としてWeb明細利用とメールアドレス登録が必要で、即日融資を利用するための条件(平日午後2時までにWeb契約完了)まで全て同じです。

 

普通のカードローンとレディースローンの商品スペックを比較する限り、全く同じ内容です。普通のカードローンと違う点を強いて挙げるならば、レディースローンにのみ通話料無料の女性専用ダイヤル(レディースコール)があるぐらいです。

 

レディースローンと普通のローンの違いは、応対するスタッフがすべて女性であるという事ぐらいなわけですが、普通のカードローンでも電話オペレーターの多くは女性スタッフが行います。このため、レディースローンも普通のカードローンも実質的に大きな違いはありません。

 

プロミス以外にも大手消費者金融はレディースローンのサービスを実施していて、レイク(レディースレイク)、アイフル(レディースアイフル)、アコム、ノーローン、モビットも同じように女性専用のカードローンのサービスを行っています。

 

各社ともレディースローンの商品スペックは、普通のカードローンと比較して大きな違いがありません。違いはプロミスと同じく申込手続きの際に応対するスタッフが全て女性であるということぐらいです。レディースローンを選択することで、カードローンで借入する際の条件が悪くなるといったこともありません。

 

レディースローンは、初めて消費者金融のカードローンの申込みをする際に不安に感じている女性におすすめのサービスです。

 

女性がカードローンを利用する時の注意点

レディースローンは初めて貸金業者を利用する女性向けのカードローンサービスですが、申込手続きを行う際には注意すべき点もあります。大手消費者金融会社のレディースローンサービスは女性を対象としたカードローンサービスではありますが、必ずしも全ての女性が利用できる訳ではありません。

 

新生銀行の銀行カードローンサービスであるレイクを除き、大手消費者金融会社は全て貸金業法という法律に基づいてカードローンのサービスを行っています。貸金業法の中では総量規制が定められているので、他社からの借り入れも含めてキャッシングサービスで利用ができる限度額の総額(上限)は、本人の年収額の3分の1までと制限されています。

 

本人の年収額がゼロの専業主婦であれば、貸金業法の総量規制が適用される消費者金融会社のカードローンサービスが利用できません。パートやアルバイトなど非正規雇用であっても、ある程度の年収がある人であれば消費者金融会社から借り入れができます。それでも年収額が少ない人の場合はカードローンで借り入れができる限度額も少なくなってしまいます。

 

たとえばパートかアルバイトの収入で年収が100万円の人であれば、総量規制が適用される消費者金融を利用した場合には最高でも30万円までしか借入れることができません。年収額が100万円に満たない女性であれば、借り入れることができる限度額がもっと少なくなってしまいます。

 

本人の収入が全く無い専業主婦や年収が100万円に満たないパート・アルバイトの女性であれば、総量規制が適用されない銀行カードローンを利用した方が良いでしょう。銀行カードローンを利用すれば総量規制による限度額の制限を受けません。そのため銀行によっては専業主婦やパート・アルバイトで年収が少ない場合でも、50万円程度までであれば借り入れができる場合があります

 

逆に年収額が150万円を超えるOLの人であれば、大手消費者金融のレディースローンを利用して借り入れができる可能性が高いのでおすすめです。

 

消費者金融のレディースローンは女性向けのサービスですが、収入の有無や年収額など、自分がローンサービスを利用できるのかどうかをきちんと確認した上で、申込手続きをするようにしましょう。

 

まとめ

本人の収入の有無や年収額によって、大手消費者金融のレディースローンか銀行カードローンのどちらかを利用する方が良いのかが分かれます。

 

正社員や派遣社員などで安定した収入のある女性の場合は、大手消費者金融のレディースローンまたは普通のカードローンで借り入れができる可能性が高いです。女性であれば、女性向けのレディースローンを利用する方が良いでしょう。

 

これに対して、パートやアルバイトで少額の年収がある女性であれば、消費者金融のレディースローンまたは普通のカードローンを利用することはできます。ただし、消費者金融は貸金業法の総量規制が適用されるので、借り入れができる限度額の上限が年収の3分の1までです。年収額によってはカードローンで利用ができる限度額がかなり少なくなってしまう場合があります。

 

パートやアルバイトで年収額が少ない人であれば、総量規制が適用されない銀行カードローンの方が良い場合があります。銀行カードローンを利用すれば、年収額の3分の1を超える限度額でも利用ができる可能性があります。銀行や信用金庫によってはパート・アルバイトで年収が少ない人でも、50万円程度までならカードローンが利用できるケースがあるからです。

 

働いていない専業主婦の人は年収額がゼロなので、総量規制が適用される消費者金融のレディースローンも普通のローンも全く利用することができません。専業主婦の人であれば、総量規制対象外の銀行のカードローンが利用できます。本人の収入が無い専業主婦であっても、銀行カードローンを利用すれば50万円くらいまでなら借り入れができる場合があります。

 

配偶者の収入額や、銀行の普通預金口座を利用して給与受取、公共料金の自動引き落としなどのサービスを利用していれば、カードローンの審査に通過できる可能性が高くなります。

 

大手消費者金融のレディースローンは初めて消費者金融を利用する女性向けのサービスで、正社員や派遣社員などである程度の年収がある女性に向いています

 

消費者金融のレディースローンは総量規制が適用されるため、パートやアルバイトなどで年収が少ない女性や専業主婦で収入が全くない女性は、総量規制が適用されない銀行カードローンの方が向いている場合があります。