体験談!超低収入一家が国保と国民年金の大幅減額に成功したワケ

超低収入一家が国保と国民年金の大幅減額に成功したワケ

何年か前、生活が苦しくなり、光熱費や国保、国民年金の支払いができなくなりました。理由は夫が給料を回してくれなくなったこと。しかも、幼い子供がいたので、仕事にも行かれなかったのです。そんな状況の中、何とか工夫をして、かなりの割合まで支払いをすることができました。その体験談をこれから綴っていきます。

 

特に収入が少ないから、申告をしなくてもいいと思っている人には参考になるはずです。注意してほしいのは、支払うべき所得税がなくても申告はしなければいけないという点です。それだけでなく、したほうが得なんです。申告をすることによって、国保や国民年金が減額になる可能性があるからです。

 

そんな体験をしたわたしは22歳の専業主婦ですが、給料を十分に入れてくれない夫のせいで、公共料金や国保、国民年金の支払いも滞ることになっていました。もともとは平均15万円ほどあった毎月の収入でしたが、これが回収できなくなったのです。

 


支払いが遅れていく・・・

家賃も事欠くような状態でしたが、大家さんから厳しい督促を受けて、やむなく払い続けました。支払い方法は、引き落としではなく、最近珍しい直接の手渡しでした。

 

代わりに支払いに支障が出てきたのが国保と国民年金。生活費に直結するお金ではないので、遅れがちになったのです。国保と国民年金の両方をあわせて、しめて3万4千円余り。どうしてもそのお金ができませんでした。

 

早く払うようにという連絡も来ましたが、どうしたらいいのわからずそのまま放置することに。内心ではとても不安でした。役所に悩みの相談に行けば、国保や国民年金の支払いの減額や免除を認めてもらえたのでしょうが、そんな手段があることを知らなかったのです。そのため、国民年金の延滞金の恐れや健康保険が使えなくなってしまう心配もありました。でも、手の打ちようがなかったのです。

 

幸運なことに、延滞金を払うところまでは至らず、健康保険証が利用できなくなったときに発行される短期被保険者証が送られてくることもありませんでした。国保も国民年金も半年ほど支払いが遅れましたが、ぎりぎりだったのでしょう。しかし、これだけでは済みません。公共料金や携帯代なども支払いが延滞気味で、何度も止められそうになったのです。電気と携帯は実際に使えなくなったことがあるほどです。

 

携帯代金は引き落しで支払うようにしていましたが、それができないときは、コンビニでの支払い用紙を送られてきました。でも、それも使うことがありませんでした。となると、携帯会社の対応も早いものです。わずか3日以内で、止められてしまったのです。電気代は1か月滞納すると、もうだめです。

 

結婚当初、夫からは「働かないで家にいてほしい」と頼まれた経緯もあり、ずっと専業主婦だったのですが、今となってはそれが後悔されます。子供はまだ生まれたばかりで小さく、すぐに私自身仕事に出かけられる状況にはなかったこともつらいことでした。

 

節約の徹底!

どうにもきつい状態でしたが、まずはできることから対策を講じました。生活費の切り詰めです。生活費の節約や貯金に関することならどんな情報でも入手しようと考え、図書館で毎日本のページを繰り続けました。そのおかげで、有益な情報を得ることができたのです。具体的な話をしてみると、シャワーはできるだけ使わずに湯船のお湯を利用するとか、残り湯は捨てずに洗濯に回すとか、お風呂に関して役立つ情報がありました。

 

料理については、1日ごとに献立を考えて、買い物をするのではなく、1週間分をまとめ買いしたり、できるだけ食費を抑えるために、モヤシや豆腐など栄養があっても値段が安い食材を使ったりするなどの知識も得られました。また、夏のエアコン代節約のために、スーパーで避暑もしました。あれやこれやの努力の結果、夏の電気代も2,000円台にまで下げ、食費代も10,000未満まで抑えることに成功。

 

そんな私の努力をしり目に、夫はわがままばかり言っていました。

  • 「苦労して仕事を頑張っているのだから、食べ物だけはぜいたくさせてくれ」
  • 「エアコンがないんじゃ、夏は持ちこたえられないよ」
  • 「体が汚れていたんじゃ、やっていられないから、1日に2回お風呂に入りたい」

などというありさま。

 

わたしは必死の思いで節約をしているので、朝食パン1枚、昼食パン1枚という日々が続いていました。その努力もむなしく、支払いのためのお金をなかなか作り出せない状態で、厳しい生活からはとても脱せませんでした。夫のほうも仕事はしているのに、依然として給料を入れてくれません。

 

美容院代も切り詰めるために、自宅で自分の手で髪の毛を切っていました。ところがあまりにきつい生活を自らに強いていたためか、精神的な緊張が続いたせいか、円形脱毛症が頭にできてしまいました。できるだけ早く美容院へ行けるようになりたいと思っていたのに、これではそういうわけにもいかなくなりました。

 

家にいながら専業主婦でもお金を稼げる

節約だけで生活費のやりくりをするのには限界があります。何らかの収入を得る手段がないと、とてもやっていけません。とはいうものの、外へ働きに出ることができないわたしとしては、その手段にも制限があります。そんななかで、唯一の稼ぐ方法である携帯を使って、家でできる仕事を行うことにしました

 

いろいろ探した結果、お小遣いサイトというものを発見。よさそうに見えたものの、得られる収入はわずかです。クリックして2円とか、登録したら40円とか、紹介料としていくらとか、紹介した友人がそのサイトを使えば、さらに上乗せ分がもらえるとかなどですが、大したことはありません。

 

そうはいっても、儲からないよりはましなので、個人的にサイトを作成し、美容や痩身法などについて記事を書き、サイトを見てくれた人がこのお小遣いサイトを訪問してくれるようにしました。そのかいもあって、わずかな稼ぎは得られました。それから、知識は皆無だったものの、アフィリエイトに関しても一から学んで、チャレンジしてみました。

 

アフィリエイトとは、自分のブログやサイトに広告を貼り付けて、それをもとにお金を稼ぐ仕組みです。ブログやサイトの訪問者が広告を見て、商品を購入してくれたら、その売上代金の一部が収入になります。購入まで至らなくても、資料請求だけでもしてくれたら、やはりいくらかの稼ぎになるのです。アフィリエイトで稼ぐのは大変なのですが、勉強した成果もあって、多少は収入になりました。これは、お小遣いサイトよりも生活費の足しになったのです。

 

パソコンがあれば、もっと効率よく儲ける手段もあったのでしょうが、かつかつの生活では、パソコンを買う余裕はありません。やむを得ず携帯のみを頼りにして、コツコツ収入を得ていました。サイト自体の訪問者はあまり多くはなかったのですが、それでも月に2〜3万円くらいは儲けることができたのです。

 

区役所で減額をしてもらう

厳しい生活に追い立てられながらも、日々のお金の流れを徹底的に検証し、今後の計画を組み立てました。電気や携帯が止まらないように、何とか支払い日までに算段をつけました。また、滞納していた国保と国民年金の納付もその遅れを取り戻すべく努力したのです。そのために、区役所へ国保や国民年金の支払いのことで相談に行きました。

 

あまりきれいな格好をしたのでは、現状を信じてもらえないと考え、化粧もせず、髪もとかさず、みすぼらしい服を着て、相談に臨んだのです。担当者の方は、親身になって相談に答えてくれました。そのおかげで、国保や国民年金の支払いが減額になり、何とか今の生活でもやりくりできるので、ホッとしました。実をいうと、私はそのころ税金に関してはほとんど知識がありませんでしたが、夫が確定申告を怠っていたことがわかりました。

 

所得税分がなくても、少なくとも住民税の申告はしなくてはいけないと聞きました。一般的には、確定申告をすると、住民税もそれに応じて決まるのですが、収入が少ない場合は、住民税の申告をして、初めて非課税世帯となるのです。したがって、申告をしていないと、国保や国民年金の減額をすぐには認めてもらえないのです。

 

国保の保険料は、保険の加入者数や所得額によって決まってきますが、このうち所得と関係する所得割を我が家の場合は相当額減額してもらうことに成功しました。法定軽減制度により、5割の減額になったのです。法定軽減制度とは、所得が一定より低いと、国保の支払いを減額してくれる制度です。我が家も申告をして初めて認めてもらうことができました。

 

国民年金のほうも、減額制度があるので、3/4まで免除してもらいました。

 

国民年金にも所得に応じて、減免される制度があるのです。国保や国民年金の支払いを減額できたのも、申告をしたからです。結局、遅れた分を含めて、国保や国民年金を毎月1万円ずつ納めていくことになりました。アフィリエイトの稼ぎでその支払いを進めるとともに、多く儲かったときは1万円を上乗せして支払ったのです。また、現金を節約するためにもらい物の商品券を利用しました。

 

すべての滞納精算完了したはずが・・・

節約を徹底し、携帯で家でできる仕事をしたかいもあって、電気代やガス代、携帯代、国保、国民年金などの滞納分の支払いが少しずつできるようになっていったのです。

 

ところが、夫はその後も十分に給料を家に入れず、その不払い分も増えていくようになりました。わたしとしては、何としてでも給料をもらいたかったのですが、夫は頑として言うことを聞きません。夫には強く迫りました。何回も説得を試みたのです。でも、「大丈夫だよ」と、いい加減な返事をするばかりです。

 

「ここまでこうしてやってきたのだから、これからもどうにでもなるだろうよ。心配いらないさ」と、不真面目な回答を繰り返すだけ。「こうしてやってきた」というのも、「わたしがあれこれ工夫をしてきたからじゃないの」と言いたくもなります。

 

結局、これ以上やりあってもらちが明かないので、私も外へ勤めに出ることにしました。さんざんっぱら苦労してきたので、少しでも生活を楽にしたいと思ったのです。

 

幸い保育所の仕事を見つけることができました。水商売や風俗などの不安定な仕事ではなく、一般的な会社員として勤めることができたのはうれしかったのですが、短期間で稼ぎのほうも夫よりも多くなりました。それで少しは生活費などに工面ができるようになっていったのです。1か月遅れていたために止められそうになった電気代も、滞納分があった国保や国民年金も支払い終えることができました。これで健康保険証が取り上げられたり、国民年金の延滞金のことを心配せずに済むようになったのです。

 

節約した美容院代のことももう気に掛ける必要がありませんでした。自分で髪を切る手間はもはやかからなくなりました。堂々と美容院へ行けます。これからは上向きになるなとわたしも考えていました。けれども、いいことばかりではありません。

 

せっかくわたしの給料が増えたのに、それに合わせるかのように夫が生活に回してくれる金額が減っていったのです。10万円以下しか生活費がないことも結構ありました

 

完納しても解決できなかったものとは...

夫との生活にはうんざりしました。あれこれ考えた末、離婚をすることに。「それならそれで受け入れるしかないな」と、夫も簡単に承諾しました。もう少し抵抗があるのかと思いきや、大した反論もなく、こちらとしては物足りないくらいでした。ただ、「お前のお父さんとお母さんには、相当な支援をしてきたのに、いまさら別れるのか」と、きつい口調で攻め立ててきました。

 

ほんとうかどうか知りたくなって、問いただしたところ、それは真っ赤な嘘でした。家に入れなかった給料のほとんどは自分の利益のために使い果たしていたというのです。やはり予想どおりでした。ただ、離婚ということになれば、養育費の問題が生じます。そのためのルールを作り、夫にはそれ相応の金額を支払ってもらうことになりました。その後、その支払いが少しの間だけ続きました。しかし、夫の性格が障害になったのか、またしても遊興三昧に使い込んだのかわかりませんが、やがて養育費の支払いも止まってしまったのです。でも、もうそんなことには構っていられません。

 

振り返ってみれば、節約もできる限りのことは全部したし、自分でも勤めに出て、生活費を何とか工面してきましたが、夫の態度に全く変化は見られませんでした。いつまでたっても、給料を家には入れてくれなかったのです。結局、離婚という道を進むしか、問題解決にはならないと悟りました。それが正解だったのです。

 

その証拠に、現在は子供二人とごく普通の日々を送っています。電気代、ガス代、水道代などの公共料金の支払いもちゃんとできています。支払いが遅れて、止められてしまう心配はもうありません。国保や国民年金もしっかりと納めています。減額を求めて、区役所に行くこともありません。あれほど苦しかった生活が嘘のようです。今はだれもが享受している生活ができることが、何よりもありがたいです。幸せな日々が過ごせることで、喜びがいっぱいです。

 

 


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